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at Will Workの働き方を考えるカンファレンス2019「働くをひも解く」に参加してきました。
かなり豪華な顔ぶれで、元アップル日本法人社長の前刀 禎明さんや、LinkedIn日本代表の村上 臣さんをはじめ、若手ベンチャー経営者、老舗オーナー企業経営者、大手企業、大学教授、法曹界、経済産業省、Forbes Japanや東洋経済、Business Insider Japanなどメディア系の方、そして人材業界と、とても幅広く視座が複層的になりました。チケットが10,000~20,000yenなのですが、スーツ族とカジュアル族が半々、20〜40代を中心にたくさんの参加者がいることに改めて驚きました。福岡でこのテーマはそもそも有料だとなかなか難しい気がしています、、、

今年のテーマ
1 / 「働く環境・場所」をひも解く
2 / 「日本人の働き方」をひも解く
3 / 「日本企業」をひも解く
4 / 「制度・文化」をひも解く
5 / 「日本型雇用」をひも解く
6 / 「労働法」をひも解く

大会場でリアルタイムで前方のビジョンにグラレコが映し出されていて圧巻でした。タイムテーブル通りに、最後1枚がびっちり埋まるプロフェッショナル。

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印象に残ったフレーズたち

・新卒一括採用
受験の延長になっている。だから傾向と対策、受ける学生側も採用する企業側もマニュアルが必要、マルバツ。でも仕事はマルバツではではない。多様性・ダイバーシティを重んじ、定着と中途採用と、人材の流動性のバランスを。

・大企業が新規事業、オープンイノベーションで失敗する理由
そこの会社のルール内で優秀なエースを集めるが、社外マーケットのルールで評価されるとは限らない。その会社のはぐれものや、多様な人材を混ぜるとイノベーションは起きる。

・働き方改革
現場の残業を減らすのではなく、マネジメントシステムの改革、意思決定や権限委譲の改革こそ本丸。

・経産省
人に対してコスト意識ではなく、投資だと意識変化してもらいたい。自社でコストかけたから、自社で囲い込んで回収するという意識からの脱却が必要。

・リンダグラットンさんの言葉
日本はフェアじゃない、できる人を評価しない、平等を目指して制度作りすぎて超アンフェアだということに気づいていない。終身雇用ではなくなっているのに、副業も認めず、ロイヤリティだけ求めるのはおかしい。

・キャリアオーナーシップと会社員のよさ
自分の主観を出しやすい会社でありたい。でも無茶ぶり(異動や転勤も含む)自分のやりたいことや希望と遠い経験であればあるほど、 自分の軸が増える、それは会社員の醍醐味。

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基本的には私自身が感じていたり、事業会社内で取り組んだり、コンサルタントとして対峙していたり、カウンセラーとして聴いてきたり、研究して論文にまとめたり、今まで講演や研修してきた内容ばかりなので、ものすごく新しい発見があったわけではないのですが、それをこのような立場の方から見た世界観で語られると、重みやその影響力が伝わり、とても明るく幸せな気持ちになりました。

東京かそれ以外か、の違いはだいぶ薄まりつつあるとは思いますが、それでも仕事やライフスタイルまで含めた生き方全体を見ると、またこの場で出てきたキーワードとは違う何か(課題でもあり価値でもある)があると思います。私ができることは限られていますが、福岡でのそのポジティブな可能性や余白を見出して、面白くみなさんと共有していけたらいいなぁと思っています。

クロージングセッションは、経産省の世耕大臣でした。飛行機の最終便のため、最後まで聴けず残念、、このような素晴らしいカンファレンスを開催できることはすごいと思います、関係者の皆さまありがとうございました。

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