家では基本和食ですが、今日は鶏肉と大根、ひじきと大豆の煮物被りを作ってしまい、毎日新しい料理を創りだし続けるMOCO’s キッチンは本当にクリエイティブだなぁと思っています。食やお酒、音楽やアート、文学の世界など、クリエイティビティが仕事に直結する人達は私の憧れです。
政府が進める「働き方改革」の一環で、月末最後の金曜日の退社時間を午後3時にする「プレミアムフライデー」構想が話題に。営業会社や経理系の方などは月末金曜日=最も戦場なる一日なので、何とのんきな施策だろうと感じつつ、「長時間労働」にメスを入れるにはまずはこの辺りから、というのは分からなくもないです。
ブラック企業は別として、きっと多くの真面目な会社は「プレミアムフライデー」を導入しなければならなくなったら、
・その日だけ業務処理時間を繰り上げる仕組みづくり
・人事部が退社時間の管理を強化しチェックする仕組みづくり
・退社後に会社の懇親会やレクレーションを考える担当(ノー残業デー会社あるある)
・上記などを社内稟議にかける
→なんか中途半端に始まったんだか管理されてるんだか・・というイライラな状況
→結局、管理仕事が増え長時間労働にというスパイラルに陥ります。
導入自体は強制力として効果はあるのかもしれません。でもそれで生まれた時間を、会社が用意したレクレーションに参加し、同質化を助長させるのであれば意味がなく、せめて家族や大事な人とゆっくり過ごす自由を与えて欲しいなぁと思います。
そして少しでも多くの人が、芸術に触れたり、好奇心をお供に旅に出て自然に親しんだり、インスピレーションを感じて、日々の仕事でクリエイティビティを発揮できるような、そんな「プレミアムフライデー」になるといいなぁと思います。レシピ(マニュアル)なしで料理作ってみたりとかもいいですね。
だって、イノベーションとか大事なんですよね〜?