昨年に引き続き、KAIL碧樹館プログラムにて「ダイバーシティ志向のリーダーシップ」セッションを担当させていただきました。今年は「先入観に気づく」ことを第一の目的に、私の友人の女性陣にご協力いただき、前半は「多様なワークスタイル・価値観」についてワークショップを行ってみました。 地場大手企業を中心とした幹部候補の皆さまばかりのグループに入り、敢えて自己紹介をあまりしないままグループワークで存在感を発揮された友人の皆さんの対応力の深さ、そして最後に一人ずつの存在感のある自己プレゼン、本当に素敵でした!仕事や育児やで忙しい中ご協力いただいた皆さんに、本当に改めて感謝です、とても嬉しかったです。
後半は、ダイバーシティ推進の概要説明や、企業事例、そしてダイバーシティ化が進む組織で求められるリーダーシップの在り方について一緒に考えていきました。塾生の皆さんから「企業におけるダイバーシティ推進の位置づけを、手段と目的を混同していた。経営戦略だと改めて学んだ」「固定観念や先入観に囚われて、自分と違う価値観を否定していることに気づいた」「自分も多様性の一人として認識し、自分の意識を変えないとと危機を感じた」「ダイバーシティ化する時代を直視し、イノベーションを起こす!」 などの感想をいただき、私が伝えたいことが伝わり、そして更に皆さんを介して広がって行くと感じ、とても貴重な時間をいただきました。
女性陣は、男性管理職の考えや価値観に触れ、それぞれに気づきがあったとのこと。様々な価値観の方たちが触れあって向かい合って理解し合う、一見面倒とも思える行程ですが、その価値や未来を信じ丁寧に少しずつ今後も深めて行きたいと思います。